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たにしの楽校事務局

春まだ遠く雪の中からごあいさつ



令和3年新しい年が始まりました。昨年の12月末頃から東北、日本海側に大雪をもたらし、田麦俣地区も大雪になりました。校舎が心配になり1月2日と11日の午後雪降りしきる中行ってきました。集落内ではロータリー車やグレーダー車で除雪作業中、邪魔にならないようにと何とか無事に行ってきました。校舎の上には1、5メートルはあると思います。


朝日地区は大雪のため雪下ろしはどこでも大忙し。1月に入ったばかり。まだまだ降るのでしょうか心配です。穏やかな天気を待って雪下ろしになります。




~たにしの楽校多くの人に支えられて、今~


各地で人口減少が進む中で「日本の再生は地方から」などとよく聞かれます。


子供たちが学んだ木造校舎は貴重で様々な形で活用し「社会教育文化施設」になってほしいと願いつつ活動を始めて15年。時代の中に地域の活気が失われつつありますが、でも、たにしの楽校は今多くのみなさんに支えられ元気でおります。毎年地元あさひ小学校2年生のみなさんの課外授業、読書会や音楽会、映写会などを行い、各方面からも視察にお越しいただききっと学び舎は喜んでいることと思います。


たにしの楽校は常に、地域と社会に何が出来るか、どう貢献していくのか考えています。鶴岡市、朝日田麦俣地区は磐梯朝日国立公園のエリアにあり、日本の豊かな自然原風景を残す地域であります。鶴岡市はSDGS未来都市に選定され、みんなで多様性・持続可能開発へと未来に繋げていくために取り組んでいくことが私たち大人の役目にも思うのです。


昔のような木の温もりが失われつつ、手書きの文字も使うことも少なくなり、言葉もモニター画面で済むようになりました。時には歴史を振り返り、たにしの楽校活動には大きな夢と希望があり、やらなければならないことがたくさんあります。豊かな社会づくりと誰かのために微力ながらもお役に立てればと考えております。見えないものに「気づくこと」を学び舎から教えられ、多くのみなさんから様々な形で活用して頂くことが一番の喜びなのです。 


残された学び舎を未来の社会のために残したい、誰かに伝えたい、受け継いでもらいたい。「もう一度の学び舎」として、未来を照らすたにしの楽校でありたいと思います。創る、描く、読む、・話す、感じる。上映会や楽しい会話。会話がないことは本当にさみしいこと。今年も少しずつ準備して行きます。たにしの楽校は「夢と希望」にあふれています。


支え続けて頂くことが力になります。春になったらお出かけください。お待ちしております。



春まだ遠く、わずかの晴れ間を見て鶴岡公園の散策に出かけました








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