駐車場脇にある桜の木は樹齢130年以上は経っていると伺っております。「子供のころには結構大きくなっていたよ」と、近くのおばあちゃんが教えてくれました。
すてきな名前をつけてあげたいです。登校口前の桜・正面には月山
根元から二つに分かれており、根回りは6メートルほど。造園屋さんから「肥料をやって手入れをすればきれいな桜(はな)が咲くよ」と教えていただきましたので、雪解けを待って手入れをしたいと思っています。特にこの桜については、きっと月山、湯殿山の神々と集落を見守ってきたのではないか、そんな風に思えるのです。
春になったら、この歴史ある桜の木に名前を付けてあげられたらと思いつきました。 たとえば、左を春につかさどる桜女神“佐保姫”。秋に葉を紅く染める右の木に、秋をつかさどる“竜田姫”。そんなすてきな名前でありたいものだと思案しております。 (春をつかさどる佐保姫、秋をつかさどる竜田姫は古文書辞書・和歌の季語)
また、校庭の端には、数十年経っている桜の木があります。その桜は、毎年幹の花が終わるころ、下枝の1本だけが満開になるのです。一重に桜といえども、その個性は様々なのですね。
古くからこの地に根付く木に、今年も新たな桜も仲間入り。 田麦俣がいつしか桜の名所になる日を夢見て、末永く見守っていきたいものです。
春霞む田麦俣・集落に桜がもっとあったら、すてきな「桜風景」になると思います
今年もあとわずか。 暮れになるといつもと変わらない時間なのに何か心持そわそわします。
今年は本当に多くのみなさんにお越しいただき、ありがとうございました。 大切なものは遺さなければならない。たにしの楽校も未来の地域と社会のために必要とされる施設になってほしいと思います。
たくさんの笑顔に出会えることで、たにしの楽校は倖せです。思い出してくれればいつもあなたの心の中に、たにしの楽校はあります。
来年も多くのみなさんの笑顔にお会いできることを願って、ご来校を楽しみにしております。