楽校日誌の更新が大変遅くなりました。 気づけば、夏が終わったと思っていたら、あっという間に冬支度。忙しくしているうちについつい置いてけぼりにしてしまいました…。
今回は、少し長くなってしまいますが、夏~秋にかけての出来事を振り返ってご紹介いたします。
読書会
8月25日(日)「読書のまち鶴岡をすすめる会」様が、たにしの楽校で読書会を行いました。涼しい山の学校での読書会。ワークショップや絵本の読みがたり。ハープの生演奏でなつかしい歌も歌い、東北芸術工科大学卒業制作「たにしの楽校ドキメンタリー「終わり、はじまる。」を体育館のスクリーンに映し出しとても素敵なひと時でした。
本を読むことは
様々な面で勉強になります
荘内日報「がんばる・たにしの楽校」連載60回
先日、地元の荘内日報社様の新聞に「がんばる・たにしの楽校」が連載させていただいて60回になりました。たにしの楽校のがんばっている活動が多くのみなさんに知って頂き、きっと学び舎は喜んでいることと思います。また、たにしの楽校ホームページをいつも見ているよ、とお言葉をかけていただきとても嬉しく思います。応援してくださる方も多くなり、お力添えをいただいたり、桜の木を10本いただいたり、会員になってくださったり。たにしの楽校の活動を通して、少しでも地域と社会のために役に立ちたいと思っております。感謝、感謝ですね。
写真家セミナー
10月1日(火)いつもお世話になっている仙台の東北風景写真家協会主催の写真家セミナーが仙台日立システムホール、エッグホールで行われ参加させていただきました。セミナー終了後30分ほど時間をつくってくださり、たにしの楽校活動をスライドでご紹介させていただきました。多くのみなさんに観て頂き本当にありがとうございました。
学校を使った催し
10月26日(土)、若い人から突然電話があり、たにしの楽校を使いたいとのことで、急きょ午後から開校。若い人たちの発想は違いますね。
みんなで何かを作っていました
小学校の課外授業
11月4日(金)地元のあさひ小学校2年生のみなさん25人が課外授業のため「たむぎまたたんけん」にお越しくださいました。さっそく先生から問題をいただき、たんけんに出かけて行きました。お昼ご飯には、私も仲間に入れていたたき、楽しくおしゃべりをしながらお母さんが作ってくれた、きれいなお弁当は本当においしそう。子供さんたちを見ていると、私たち大人は未来の社会を支える子供たちのために何をしてあげられるのか考えていました。大人は子供たちのベテランなのですから。
先生3人と集落のお父さんたち6人が参加してくれました。最後に記念写真です。いつかまた、たにしの楽校を思い出してくれたらとてもうれしいです。数日後、子供さんたちからお手紙をいただきました。本当に嬉しかったです。私の大切な宝物。心のアルバムにしたいと思います。ありがとうございました。
自然学習のみなさんが来校
10月22日(火)鶴岡市内の第3学区コミュティ自然学習のみなさん15名の方がお越しくださり、たにしの楽校活動についてお話をさせていただきました。歴史ある木造校舎は貴重な学校だと懐かしくご覧になられ、嬉しいお話も聞かせていただきました。
桜木植樹
10月25日木)鶴岡市内の横田様に校庭を桜公園にしたいとお話させて頂いたところ、桜の木を10本(ソメイヨシノ)寄贈してくださいました。25日に植樹し、27日のたにしの楽校祭りに、記念にと、みんなに名前を書いて頂きプレートをつくりました。春になったら取り付け、手入れをしながらみんなで見守って行きます。ありがとうございました。
令和2年5月春の開校日に
みんなでプレートを付けます
たにしの楽校秋祭り
10月27日(日)はたにしの楽校秋祭り。駐車場には車50台ほど、お越しくださった方は100人を超えたそうです。体育館はもういっぱい。みんながスタッフでお手伝いをいただき本当に楽しく過ごすことが出来ました。心から感謝を申し上げます。お餅は足りなくなりゴメンナサイ。来年は3回餅を搗(つ)きますよ!!
互いに信頼しあって人とのふれあい、楽しいお話、みんなで仲良く楽しく終えることが出来ました、来年は楽しい企画をしてくださるそうです。今から楽しみです。嬉しいですね。きっと子供たちの学び舎は喜んでいると思います。心からお礼を申し上げます。
トレッキングのみなさんが来校
11月2日(土) 三川町スポーツクラブのみなさん22名、朝9時にお越しくださいました。校舎内を見学され活動についてお話をさせていただきました。そして、嬉しいことに保存会に入会してくださいました。本当に嬉しいですね。今日の田麦俣はお天気も良く、集落周辺は紅葉の真っ盛り。月山ダムを周回する3時間のトレッキングだそうです。
三川町スポーツクラブのみなさん
お出かけ前に一緒に記念写真
山里の閉校になった子供たちの学び舎に、今多くの人が集まり始めました。若い人たちは何かをやり始め、ここにでしかできないものがあると言います。10月は忙しくいろいろな変化がありました。「学び舎を未来につなぐ」・「二度と創れないものは壊してならない」。日常の忙しい時間をそっと脇に置いて、たにしの楽校に是非お越しください。きっと、良いものが見つかると思います。
便利になって行くそんな社会の中にも、たにしの楽校の大切さが改めて、文化的、社会教育に結び付けて行く、たにしの楽校活動。しっかりと未来の人たちに承継して行かなければならないと考えております。みんなが楽しい、みんなの笑顔、みんなが先生、たにしの楽校で友達が出来て行く。そんな会話や場面が見られました。今、たにしの楽校で何かが起き始めました。
〈ご案内〉
・田麦俣地区、たにしの楽校は11月下旬になると雪が降る時があります。集落の人が早めの雪囲をしてくれました。私は冬休みでも天気の良い日を見て楽校に行きます。そして、校舎の中でいろいろな作業をしたいと思います。童謡詩人『金子みすゞ物語』DVD映像もご覧になれます。是非、お問い合わせください。
・令和2年の開校日は、5月の第2日曜日を予定しております。詳細はホームページ【お知らせ】でご案内致します。お一人お一人の笑顔に会いたい。たにしの楽校の願いです。開校日には素敵な企画を考えております。また、日々の活動は「楽校日誌」で紹介して行きます。