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たにしの楽校事務局

春の足音 開校日待ちと


2月の中頃になると心持ちが少しずつ温さも感じられるようになり、春の「初春、仲春、晩春」ということで、これを三春というそうです。そんな言葉を聞くと、開校日ももうすぐだなぁと感じ頑張らなければと思います。


ただ、田麦俣の春の訪れはもう少し先ですね。先日、校舎の雪が気になって見に行ってきました。しばらくぶりに見る青い空の下、たにしの楽校では今年2回目の雪降ろしをしてくださいましたが、校庭周辺にはまだ雪が1メートル以上もありました。雪の中のたにしの楽校、豪雪に耐える体育館の外柱は2本柱になっており、建築的にも大変珍しいそうですが、頑丈な造りを見て雪国ならではの先人の知恵は凄いなぁとあらためて思いますね。


4月の上旬頃になると、みなさんからいただいた桜の木の雪囲いも外すのですが、そのころようやく春めいて、新しい命の芽も出てきます。


もう少し季節が巡ると、雪解けや新緑が芽吹く美しい景色が楽しめます。さわやかな春の温かさに誘われ、田麦俣や朝日地域周辺をゆっくり歩くのも格別です。


 

おかげさまで、昨年もたくさんのみなさんに支えられ、応援をしていただき、餅つきや音楽会、講演会など楽しい催しものができ、学び舎もきっと喜んでいることと思います。

そして、私自身も、たくさんの人との素敵な出会がありました。あらためて心から感謝を申し上げます。


矢崎節夫氏講演会の様子


今年も、これからも、多くのみなさんとの素敵な出会いをつくりながら、未来の地域と社会に少しでもお役に立てることを願って、たにしの楽校はがんばって行きたいと思います。


このごろ、日常でもデジタル化やIT化が目立って、あらゆるものが効率よく便利で豊かになって行くように感じながらも、ここでつい忘れかけてしまう大事ものを思い出す…。たにしの楽校の木造校舎の佇まいの中にいると、そんな気分になって少しホッとします。


 

レポート


1月に鶴岡市本町のエビスヤビルの一角にて、BOOKSHOPあばりさんが「小さな企画展 たにしの楽校とと詩人・金子みすゞ展」を開催してくださいました。

会場は、昭和9年に建造された旧小池薬局恵比寿屋本店(通称エビスヤビル)、たにしの楽校よりも古い歴史ある建物で登録有形文化財にも登録されています。レトロな佇まいで、さまざまなイベントやお店などに活用されています。みすゞ関連の書籍など、とても良い雰囲気で設置いただきました。


開校について


5月3日(水・祭日)は開校いたしますが、催しものはスケジュール調整のため5月下旬を予定しております。追ってホームページなどでご案内いたします。


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