たにしの楽校元気で良かった

9月の更新遅れてしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、うれしいことがありました。

お盆を過ぎた頃ですが、たにしの楽校の体育館に「こんにちは」と若い人達が6人で入ってきました。地元田麦俣出身のお友達の結婚式に参加され、その流れで立ち寄られたそうです。ご本人から田麦俣分校はまだあるはずだと「がんばる　たにしの楽校」の新聞記事を見せてもらい、行ってみようとなったようです。

かつての生徒さんに紹介されたなんて、こんなに嬉しいことはありませんね。

お聞きしたところ、廃校となる前のこの旧大網小学校田麦俣分校で2年生まで学んだそうです。ご本人は今日来れませんでしたが、「今度連れてきます」とみなさんとても嬉しそうでした。胸がきゅっとして、私はとっさに心の中で「おめでとうございます、いつまでもお倖せに」と申し上げました。

みなさん懐かしそうに、楽校の様子をたくさん写真に収めていかれました。挽きたてのコーヒーがあったのでみなさんに差し上げました。すてきなお友達の来訪に、まるでタイムカプセルを開けたように感じました。

【近況など】

9月はじめに、会員さんとご一緒に、沖縄から6人のお客様がお越し下さいました。きっと沖縄でもこういう校舎は少ないでしょうから、とても珍しく感じられたことでしょう。活動について少しお話をさせて頂きました。お越し頂き本当にありがとうございました。

鶴岡市体育館で開催された「環境フェアつるおか」にて、会員さんがたにしの楽校の紙芝居をしてくださいました。

10月にはいつもお世話になっている、地元あさひ小学校2年生の生徒さんが課外授業にお越しくださいます。こうして、かつて多くの子供さんが学んだ学校の歴史に触れることにとても尊く思っています。真剣な眼差しで問題に取り組む姿に、未来の社会を背負ってくれる子供さんたちに、私たち大人は何ができるのだろうといつも考えさせられます。自分もかつて学んだ木造校舎を思い出していました。