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今年もよろしくお願いいたします

たにしの楽校事務局


新しい年が始まりました。

昨年は、たくさんの皆様にご参加頂き、おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました。


今年は活動を始めて20年になります。その間、学び舎から気づかされたことが沢山ありました。田麦俣地区の1,200年の歴史に秘められた暮らしの中に、強く生きる生活の匂いと文化を感じます。そこにあるたにしの楽校には、観光的価値、文化的価値、社会教育的価値があることに気づかされました。


目まぐるしく早い社会変化が中にありながら、多くのみなさんの心の安らぎになるような拠点を目指し、「たにしの楽校に行きたい」「来て良かった」と思っていただけるコミュニケーションの場になるよう、これからも頑張って行きたいと思っております。




1月の校舎には1.3メートルほどの雪、そろそろ雪下ろしが必要な積雪です


まずは、トイレの改修や調理室の修繕を進め、メニュー開発などを経て職員室をカフェにするなど、校舎の佇まいを残しつつ、みんなで楽しく集える機能を整え創り上げて行くのが目標です。さらに、2階の教室にある「みすゞ文庫」もさらに充実させ、「たにしの楽校物語」としての展示スペースづくりに取り組んでおり、出来上がりをとても楽しみにしております。


 

私にとって、たにしの楽校と童謡詩人・金子みすゞさんの作品とは切っても切れない存在に感じ、みすゞさんはたにしの楽校にいる、そんな風に思えてきます。その深い共感を感じる作品の数々は、ただの詩ではないと感じるようになりました。


昨年3月9日には、山口県長門市大谷山荘で“みすゞさんの法要”が行われ、その時、KRY山口放送テレビから「たにしの楽校活動」についてインタービューを受けました。後に山口県内で放送してくださり、収録のDVDをデレクターさんから頂いたのですが、現地の方々にも活動を知っていただけたようで、今後のたにしの楽校活動の大きな励みになりました。



本年も、未来の地域と社会のために何ができるかを常に考え、10年後、50年後、たにしの楽校が役に立っていることに期待し、活動に取り組んでいきたいと思います。


“みんなのたにしの楽校”5月の開校日にはどうぞお越しください。

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