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たにしの楽校活動について
KRY山口テレビにて放送されました

童謡詩人・金子みすゞさんの詩は多くのみなさんが知っています。

子どもさんたちは小学校で知り、世界15ヶ国で訳され、最近は中国の全集でも紹介されています。

 

みすゞさんの詩は再び関心が寄せられていますが、きっと社会が呼んだのでしょうか。私たちの生活は、様々な技術開発によって便利になっています。見えるものが多くなり、見えないところにある大切なものが見えにくくなっているようにも感じています。

 

昨年は、金子みすゞ生誕120年と金子みすゞ記念館開館20周年記念の式典が4月1日、2日と行われました。3月9日、10日は、みすゞさんの命日、お父さんの金子庄之助さん、母ミチさん、弟雅輔さん、みすゞさん(テル)の菩提寺である遍照寺で眠っております。

 

2024年3月9日、10日の両日、みすゞさんの命日に合わせて「第27回みすゞコスモス交流会」が行われました。長門湯本温泉大谷山荘に全国からのみすゞファンが集まり、金子みすゞ記念館館長矢崎節夫さんのご講演も行われ、KRY山口テレビで1年間の放送番組「熱血テレビ」の最終収録もありました。その様子が3月18日 KRY山口テレビの放送番組「熱血テレビ」の中で放映され、たにしの楽校活動と「金子みすゞ文庫」があることから私もインタビューを受け、紹介してくださいました。後にデレクターさんから収録したDVDを頂き、私の生涯の大切な宝物になりました。

たにしの楽校活動が「みすゞ文庫」を通して西日本まで広がりを見せ、東北の山形、鶴岡市にある唯一貴重な「社会教育シンボル」になってほしいと願っております。私たちは、未来の社会を背負う人たちのために大切なものを伝えながら、みんなと楽しく学び集い合う「みんなのがっこう」として活用し、 社会が明るく豊かになることを願って活動をしております。

 

「たにしの楽校みすゞ文庫」はJULA出版局著作保存会の許可のもとで開設しております。廃校となれば誰も見向きもしなくなり厄介もの扱いゴミとなる校舎も、活用次第で社会の宝物になります。みすゞさんの作品の中には「私と小鳥と鈴と」「おさかな」「こだまで しょうか」「鯨法会」「浜の石」など、読む人を勇気づけてくれて、心が明るくなります。「みんなが いるからみんなが生きられる」ことを忘れないようにしたいと思います。

令和6年4月1日

​たにしの楽校保存会

代表 南 正一

金子みすゞ記念館、みすゞ通り

金子みすゞ記念館、みすゞ通り

【お問い合わせ】

たにしの楽校保存会事務局

鶴岡市本町1-6-16

電話/0235(22)9696(南)

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