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  • たにしの楽校事務局

新年を迎えて



今年は暖冬と伺い、みなさま暖かいお正月を迎えられたことと存じます。


私も少し先に春の風景を思う浮かべつつ、自然の小さな変化や兆しを肌で感じております。

住む土地によって季節感にも差があると思いますが、小寒の1月6日頃から2月3日節分までが最も寒い時期と言われて、たにしの楽校のある田麦俣地区はこれから雪が多く降る季節を迎えます。校庭には2メートル近く積もる時もあり、そんな雪景色を見ていると、金子みすゞさんの「積もった雪」を思い出します。



春の兆しにはまだ早いのに、冷え込んだ山々の木々についたふんわりした雪は、日本ならではの「雪桜」に見えてきます。


 

昨年は、春の開校日の餅つきから始まり、コンサートや講演会、県外からの視察など、多くの方にお越しいただき、たくさんの素敵なご縁ができました。今年も様々な催しを取り入れ、みなさんと楽しく集えるたにしの楽校でありたいと思っております。





春には3、4年生の教室をみすゞさんの故郷風景に(6月リニュ一アル)

会員さんが作ってくださった、たにしの楽校の紙芝居

たにしの楽校は「学ぶ」を中心に活動し、将来にわたり教育文化施設のような姿で学び舎をよみがえらせつつ、教育シンボルのような「山の学校」を目指して取り組んで行きたいと考えております。大きなスクリーンでのセミナーや、音楽練習、イベントでの餅つきやコンサート、朗読会など人が集う場面で利用も可能です。ご希望があればぜひお問い合わせください。

 


今年1月4日、久しぶりに天気が良かったので校舎の点検に行き、きれいに掃除をして、体育館にあるピアノが濡れないようにシートをかけてきました。調理場やトイレの修繕など、施設にはまだまだ課題もありますが、開校日にたにしの楽校でまた皆様にお会いできることをとても楽しみにしております。


いつも多くの皆様に支えられ、大変感謝をしております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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